このページでは2016年度のJR山手線の駅の乗客数をランキング形式でまとめております。
あくまでも駅ごとの乗客数です。
恐らく自動改札のSuicaタッチで乗客数の管理をしているため、実際に山手線に乗ったかはわかりません。
あの大量の人の数を目視で数えるのも不可能に近いでしょう。
五反田、目黒、原宿、新大久保、高田馬場、目白、大塚、巣鴨、駒込はJR線が山手線しかないので真の値を示していますが。
乗客数のデータはJRが公表しているこちらのものを使用しました。
JRでは乗客数のことを乗車人員と言っており、次のように定義されています。
「乗車人員には、乗車の人員のみで、降車の人員等は含まれておりません。」
なので他の鉄道会社でよくみる乗降者数で考える場合は、乗車人員を約2倍した値となります。
こちらが2016年度の山手線の駅の乗車人員をまとめたものになります。
山手線乗客数ランキング一覧(2016年度)
1位 新宿駅 769,307人
2位 池袋駅 559,920人
3位 東京駅 439,554人
4位 品川駅 371,787人
5位 渋谷駅 371,336人
6位 新橋駅 271,028人
7位 秋葉原駅 246,623人
8位 高田馬場駅 206,683人
9位 上野駅 182,693人
10位 有楽町駅 169,550人
11位 大崎駅 160,820人
12位 浜松町駅 155,294人
13位 田町駅 152,624人
14位 恵比寿駅 143,898人
15位 五反田駅 136,045人
16位 日暮里駅 110,529人
17位 目黒駅 110,219人
18位 神田駅 101,340人
19位 西日暮里駅 100,276人
20位 巣鴨駅 77,151人
21位 原宿駅 76,084人
22位 代々木駅 69,667人
23位 御徒町駅 66,975人
24位 大塚駅 56,703人
25位 駒込駅 48,094人
26位 田端駅 46,241人
27位 新大久保駅 43,929人
28位 目白駅 37,939人
29位 鶯谷駅 24,611人
1位新宿、2位池袋、3位東京の順になりました。
3位東京駅439,554人
JR東京駅は京葉線・武蔵野線、総武線快速、中央線快速、東海道本線、上野東京ライン(宇都宮線・高崎線)、上野東京ライン(常磐線)、山手線、横須賀線、京浜東北線・根岸線と数多くの路線が走っております。
さらに新幹線も走っており、東海道・山陽新幹線、東北・北海道新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線とこちらも多くの路線があります。
恐らく東京駅はJRの路線だけで考えると最も多い路線を有しているでしょう。
さすがは東京駅です。
しかし、これだけ多くの路線が走っているにも関わらず乗客数は3位止まりです。
2位池袋駅559,920人
JR池袋駅は埼京線・川越線、湘南新宿ライン、山手線のみです。
3位JR東京駅と比べると非常に少なく感じます。
それでもJR池袋駅の乗客数は2位なんです。
池袋駅は川越方面に続く東武東上線、所沢方面へ続く西武池袋線、和光市方面へ続く有楽町線・副都心線があります。
この埼玉に続く3つの路線だけでも乗降者数は約152万人となります。
池袋は埼玉の植民地と言われているのはこのためでしょう。
これら路線からJRに乗り換える人が多いため、JR池袋駅乗客数は多いと考えられます。
1位新宿駅769,307人
第一位は断トツで新宿駅でした。
JR新宿駅は埼京線・川越線、中央・総武線各駅停車、中央本線、中央線快速、湘南新宿ライン、山手線、成田エクスプレスが通っています。
そして郊外からの路線は京王線、小田急線、丸ノ内線、西武新宿線、都営大江戸線があります。
これら路線の乗降者数は182万人です。
さすが世界一の乗客数を誇る新宿駅です。
また、新宿駅は池袋駅と同じJR路線に加えて総武線や中央線が通っています。
なので、新宿駅は別鉄道会社の郊外からの流入に加えて東西に延びる総武線、中央線があるため池袋駅よりも乗客数が多いと考えられます。